※写真はイメージ
ラーメンには、醤油、塩、味噌などの『味』だけでなく、鶏ガラや魚介系など『スープ』の種類も多種多様です。一蘭の職人は、どのような種類の麺やスープでも作ることができる、知識と技術を兼ね備えております。すべては「とんこつラーメンの美味しさを研ぎ澄ます」ために研究を続けてまいりました。その研究を続けていく中、とんこつを一切使わずとも重厚感のあるスープを作ることに成功いたしました。
一方で「一蘭のラーメンに懸けるこだわりは気になるが、豚が苦手なので食べられない」と残念に思ってくださるお客様の声が店舗にも届いておりました。それを受けて職人達は、元々とんこつラーメンを愛してくださる方だけでなく、もっと幅広い多くの方に一蘭のこだわりを感じていただきたいとの想いを一層強く抱くようになりました。
そこから、研究の中で生まれたとんこつを使わない重厚感のあるスープを、よりお客様にご満足いただける一蘭らしいものにするべく、更なる改良がスタートいたしました。
そして、20年以上もの年月をかけ、ようやくこの度、天然とんこつラーメンに劣らない「100%とんこつ不使用ラーメン」をご提供できるまでに至りました。美味しさに懸ける情熱と長年の研究が生み出した一蘭の至高の一杯を、ぜひ心ゆくまで味わってみてください。
※ハラール認証を受けたチキンやビーフは使用しておりません。
※イスラム教徒向けに特化した商品ではございません。
※原材料として豚肉は使用しておりませんが、天然とんこつラーメン(創業以来)と共通の設備で製造しています。
※ヴィーガンメニューではありません。
豚を一切使用せず鶏をベースとした様々な食材を用い、丁寧にアクを取り除きながらじっくりと煮だしたスープです。鶏を贅沢に使用し、とんこつスープに劣らない「重厚感」をスープ職人の長年の経験と確かな技術により実現いたしました。 味の要となる「出汁」を含めて「100%とんこつ不使用ラーメン」では、醤油やみりんなどアルコールを含む材料は一切使用しておりません。調味料に頼らず食材それぞれの旨味や深み、コクを最大限に引き出しております。天然とんこつラーメンを長年研究してきたからこそ、実現したスープです。
一蘭は「赤い秘伝のたれ」発祥のお店です。独自にブレンドした唐辛子をベースに30数種類の材料を調合し、何昼夜も寝かせ熟成させています。この店舗でご提供する「赤い秘伝のたれ」は、100%とんこつ不使用ラーメン専用に開発しました。
独自にブレンドした小麦粉を、日々の天候、気温、湿度等を考慮し、製麺・熟成します。美味しさ最優先に製造した超生麺は、スープの中で刻一刻と変化していきます。最も美味しい状態で召し上がっていただくため、一蘭ではラーメンが出来上がってから15秒(28.8m)以内でお客様にご提供することを徹底しております。ご提供時間にそれ以上かかる席は一切設けておりません。それが「15秒の掟」です。また、一蘭の麺は非常にデリケートであるため湯切りは3回という制限がございます。もしそれより多く行った場合には、美味しさを優先するため、お客様へは提供しません。
100%とんこつ不使用ラーメンには、チャーシューではなく「牛弥郎(ぎゅうやろ)」を乗せて提供いたします。 「牛弥郎(ぎゅうやろ)」は、牛バラを特殊な製法で煮込んだふわふわとした食感が特徴で、とんこつ不使用ラーメンとの調和を考えた味わいに仕上げております。
ラーメンは一杯ずつ作り、最も食べ頃でお出ししておりますので、お連れ様を待たずにお召し上がりください。まず麺とスープを隅の方から三、四口味わってください。その後「赤い秘伝のたれ」を徐々に溶かしていくのがおすすめです。「一蘭特製生麺」に「100%とんこつ不使用スープ」をよく絡め味わうことで、スープと麺の調和を存分に感じていただけます。 博多ならではの食文化「替玉」も、ぜひお楽しみください。替玉に少量かかっている「出汁」と麺をよく混ぜ、まずはスープに入れず、そのまま一口味わってください。噛みしめるごとに麺の甘味と香りをご堪能いただけます。その後、残ったスープに麺を入れてお召し上がりください。替玉の注文は、はじめの麺を半分食べ終えた頃にすると、麺を食べ終わる丁度よいタイミングで運ばれてきます。
一蘭では一杯のラーメンを深く深く掘り下げ、今日よりも明日、明日よりも明後日と美味しさを追求し続けております。そのため、この味が完成形ではなく、ここからがスタートと言っても過言ではありません。さらに味を進化させ、より美味しいラーメンを提供できるようこれからも研究、挑戦し続けてまいります。
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